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生涯教育・研修advanceコース
~研修風景~
月1回(毎週日曜日)で2年間(合計20回)に渡り、幅広い内容で企画した研修内容となっております。
令和4年10月 第5回目
講師:林健太朗先生
東京大学医学部附属病院 リハビリテーション部鍼灸部門
「頚腕症候群」


生涯教育・研修advanceコース、第五回目は林健太朗先生です。
現代人はデスクワークに従事している方が多く、「肩が痛い」「首が痛い」「腕がしびれる」などの症状で鍼灸院やマッサージ院を訪れる患者さんも多いと思います。
しかし、その症状が重篤な疾患によるものであれば、早急に医療機関の受診を勧めるべきです。鍼灸師が対応すべき症状か否かの判断をしっかりとできるか。それが今後重要となってきます。
東京大学医学部附属病院で勤務している林先生が、頚部や上肢の症状に対するスクリーニング、解剖学的な病態把握、低周波鍼通電などの治療方法を、細かく丁寧に指導してくださいました。
医療情報は日々、進化しています。最先端医療を扱う大学病院の中で臨床を行う林先生だからこそ、知り得る情報もきっと沢山あると思います。

なかなか聞けないエビデンスに基づいた現代医学知識に、参加者の皆様も興味深く耳を傾けていました。
とても濃厚な、講義の時間になったのではないでしょうか。
こういった研修会を開催することで、「信頼される鍼灸師」が増えることを祈っています。
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