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生涯教育・研修advanceコース
～研修風景～
月1回（毎週日曜日）で2年間（合計20回）に渡り、幅広い内容で企画した研修内容となっております。
令和5年10月 第十五回目
講師：粕谷大智先生
新潟医療福祉大学 リハビリテーション学部 鍼灸健康学科 学科長 教授
脳卒中後の後遺症（中枢性疼痛、しびれ、摂食嚥下障害、ふらつき）
生涯教育・研修advanceコース、第十五回目は、我らが〝鬼木同窓会の会長〟である粕谷大智先生です。
粕谷先生は東京大学医学部附属病院のリハビリテーション部鍼灸部門に33年前に入職し、鍼灸部門主任としてさまざまな業績を残されてきました。現在は、新潟医療福祉大学リハビリテーション学部健康学科の初代学科長として、「医療連携の出来る鍼灸師」の卵を育成することに奮闘されています。
粕谷先生は沢山の医学会に所属し、鍼灸治療に関する論文を数多く発表されています。
そんな先生から「エビデンスに基づく脳卒中後遺症に対する鍼灸治療」を伝授する、濃密な講義が実施されました！
東京大学医学部附属病院で実施され、いろいろな学会誌にも掲載れている粕谷先生の「脳卒中後遺症に対する鍼灸」を、時間をかけてじっくりと教わることができるとても貴重な講義でした。研修を受ける皆さんの目も、真剣そのもの！
日本の脳卒中発症者数の推計は年間約29万人に達することが明らかになっています。そのうち後遺症が残る割合は73％であると言われており、それだけ多くの人が脳卒中後遺症に苦しんでいます。鍼灸によって、QOLが向上する人が少しでも増えることを、心より願っています。
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